2018.09.28

内径ねじ(メスネジ)のビビリ対策

今日、パイプの内径ねじ切りの加工をしました。
ネジ長さがシャンク径の3倍以上あるため、ネジ加工時のビビリの
発生が不安でしたが、その通りになってしまいました。

周速を落とす、内部給油のホルダにして突き出し長さをギリギリまで
落とす、1サイズ大きなホルダを試してみる、チップの角度を変えてみる
などしましたが、解決には至りませんでした。

以下、京セラのカタログに書いてある内径ねじ切りのポイントです。

1「下穴径寸法の安定化」
小ピッチねじ切りはコーナRが小さいため、下穴径のバラツキにより、
チップ寿命に大きな影響が出る場合があります。
下穴径のバラツキをなくすため、ねじ切り加工の1パス目の前に、
ゼロパス目として切込み「0」の加工を行ってください。
下穴径が所定寸法に仕上がり、ねじ切り加工の1パス目の切込みが安定します。

2「切りくずの排出」
切りくずがホルダ等に絡まったまま加工を続けますと、チップ損傷の原因になりますので、
下記の方法で切りくずが絡み付いていないことを確認してください。
<1個目のワーク加工時> シングルブロックでプログラムを動かしてください。
ねじ切り開始点をワーク端面から50mm~100mm程度離し、1パスごとに切削液で
切りくずが流れ落ちることを確認してください。
<2個目以降のワーク加工時> 切りくずが絡み付かないのを確認後は、連続運転してください。